人に生かされてる人生

今夜も・・何か面白い番組はないかな？と携帯のＴＶをつけると深夜枠の超低俗な・・
「おねだり・・ほにゃらら」をやっていたので呑気に見ていて

ふとチャンネルを替えると、別のチャンネルで特番の再放送をやっていた。


「余命一ヶ月の花嫁」

これって本物のドキュメンタリー？なんでインタビューされとん？
これを映画化したとしたらあまりにも出来すぎ？

しかし現実に映ってるのは病室で治療を受けている千恵さん本人。
まわりを取り巻く人達も本人・・・なんてこったい。
どんな偶然でこの貴重な映像を撮れたか知らんがこんなに生々しく
本人たちの声や記録が残ってるのは凄いと思った。

しかも最初の方は友人や恋人、肉親でさえ病を疑うほど元気そうな姿の千恵さん。
ウェディングドレスを着たいという千恵さんの願いを彼や友人が叶えてあげようと
写真撮影を企画し、サプライズで結婚式を挙げ、本当に幸せそうだったのに・・・



そのわずか数日後に２４歳という若さで天国にいってしまうとは。


自分はたくさんの人に支えられ生かされている、恋人に対してのその思いは言葉にならない程で
「愛」でもなく、日本語では見つからないから困ってしまう。周りの人たちにも感謝の言葉を探すが、
とてもそんな言葉では言い表せないと言った千恵さん。

「毎日何してるの？病室で」　
「生きてる」
すでに余命を知らされている太郎さんは言葉に詰まる

「みなさんに明日が来ることは奇跡です」
「それを知っているだけで日常は幸せなことだらけで溢れています」
という千恵さんの言葉

あまりにも込み上げてくるものが多過ぎて一気に目と鼻から液体が溢れ出し夜中３時半やというのに
息が苦しくて顔をティッシュで拭きまくっていた

もしも大事な人の余命を知ってしまったら・・・悲しすぎる・・・・ん～恐るべしＴＢＳ